コーエーテクモゲームスの『三國志』とレベルファイブの『妖怪ウォッチ』が異色のコラボレーションを果たした『妖怪三国志』。発売時期も迫り、いよいよ盛り上がってきました。『月刊コロコロコミック3月号』、及び公式サイトにて新たな武将妖怪が紹介されましたので、実際のエピソードを交えて紹介します。
ひも爺 黄忠
まずは「黄忠」です。赤壁の戦い以降、蜀の劉備に仕えた武将です。劉備のもとにやってきた時はすでにかなりの歳でしたが、弓の名手として戦場で活躍しました。
本作において黄忠になっているのは「ひも爺」です。歳をとってからのエピソードが豊富な黄忠と重なりますね。
出典: 妖怪三国志公式サイト
ジバコマ 陸遜
続いては「陸遜」です。孫権の時代から呉に仕えました。蜀との戦いでは軍の最高司令官に当たる大都督に任じられ、はやる部下たちを抑えつつ冷静に指揮し戦果を収めました。
本作において陸遜になっているのは「ジバコマ」です。ジバニャンとコマさんが融合した妖怪ですが、本作では呉の武将として登場していますので、孫策と合体しているコマさん寄りの立ち位置ですね。
出典: 妖怪三国志公式サイト
ドンヨリーヌ 呉国太
続いては「呉国太」です。孫堅の正妻であり、孫策、孫権の母でもあります。孫堅亡き後も息子たちの政治を支え、特に若いうちに跡を継いだ孫権の時には、政権の基盤を整えるために奔走しました。
本作において呉国太になっているのは、「ドンヨリーヌ」です。「ホノボーノ」とは夫婦関係ですが、実際の孫堅と呉国太も夫婦ですので、ちょうどいい選出ですね。
出典: 妖怪三国志公式サイト
大ガマ 袁術
続いては「袁術」です。董卓との戦いで頭角を現し、のちに同族の袁紹と争ったり、皇帝を自称するなどして存在感を示しました。ただし最後は人徳のなさが祟り、無残な最期を遂げました。
本作において袁術になっているのは「大ガマ」です。妖怪界を二分する戦力である「本家軍」の大将ですね。袁術も当時の中国を代表する名家の出身ですので、ちょうどいいのではないでしょうか。
出典: 妖怪三国志公式サイト
土蜘蛛 袁紹
続いては「袁紹」です。名門の出身で反董卓連合軍ではその中心となりました。董卓との戦い以降も順調に勢力を拡大しますが、官渡の戦いで曹操に敗れからは衰退の一途をたどりました。
本作において袁紹になっているのは「土蜘蛛」です。妖怪界を二分する戦力である「元祖軍」の大将ですね。袁紹は袁術と同じ袁家の出身ながら勢力争いをした間柄ですので、ふさわしい選出です。
出典: 妖怪三国志公式サイト
ブシニャン 劉邦
続いては「劉邦」です。劉邦は三国時代の武将ではなく、その前の漢の初代皇帝です。秦の後継王朝をめぐる楚の項羽との争いは後に語り継がれるほど有名なエピソードとなりました。
本作において劉邦になっているのは「ブシニャン」です。レジェンドの武士と知られる妖怪ですね。自らの力で道を切り開き漢王朝を創設した劉邦はまさに武士でレジェンド。これ以上とない選出です。
出典: 妖怪三国志公式サイト
ミツマタノヅチ 劉曄
最後は「劉曄」です。王族の血を引く名家の出身で、魏の曹操に仕えました。曹操から曹丕、曹叡と長きにわたって曹一族の重臣として活躍しました。
本作において劉曄になっているのは「ミツマタノヅチ」です。最新の情報では、ボスとして登場する様子が描かれています。
出典: 妖怪三国志公式サイト
以上、新たに発表された武将妖怪の紹介でした。まだ発表されていない武将妖怪も気になりますね。
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